皆さんこんにちはフクローです
今回はドラフト会議2021について
今年は支配下77人、育成51人の計128人が指名されました
1位指名は一本釣り指名が6球団と多かったですね
そんなドラフト会議2021の各球団の指名結果を見て
個人的な評価と感想をまとめてみようと思います
それでは一緒に見ていきましょう!
※順番はドラフト指名時のセ・リーグ1位~6位→パ・リーグの1位~6位の順番です
東京ヤクルトスワローズ
ヤクルトは支配下5人・育成1人の計6人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 1 | 1 | 2 | ||
大学生 | 1 | 1 | 2 | ||
社会人 | 1 | 1 | |||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 3 | 1 | 2 | 6 |
初回入札で隅田選手は取れませんでしたが2回目の入札で
山下 輝選手を広島との競合の末獲得出来たことは大きく、
まだまだ伸びしろが凄い選手だと思うのでこれからの活躍が楽しみです
全体的には即戦力というよりかは全体的なバランスを見て
高校・大学・社会人・独立と上手く指名したイメージですね
阪神タイガース
阪神は支配下7人・育成1人の計8人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 1 | 1 | 1 | 3 | |
大学生 | 4 | 4 | |||
社会人 | 1 | 1 | |||
独立リーグ | |||||
合計 | 5 | 1 | 2 | 8 |
小園健太選手(私立和歌山)を抽選で外しましたが
同じくらいの評価を受けていた高校BIG3の1人である
森木 大智選手(高知)を2回目の抽選で取れたことは大きかったです
その後も2位で鈴木 勇斗選手(創価大)
3位で桐敷 拓馬選手(新潟医療福祉大)と左の即戦力投手を2人指名
先発、中継ぎどこで起用するのか注目ですね
全体的に即戦力を重視した指名になった印象でした
読売ジャイアンツ
巨人は支配下7人・育成10人の計17人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 6 | 1 | 1 | 8 | |
大学生 | 4 | 1 | 2 | 7 | |
社会人 | 1 | 1 | |||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 12 | 2 | 3 | 17 |
即戦力投手を上位指名するという報道があった通り
初回入札では隅田選手を指名しましたが外し、
2回目の入札で翁田 大勢選手を指名しました
左の隅田選手を外したので同じ左投手を指名するのかなと思っていましたが
方向転換し、右のサイドスローの投手を獲得しましたね
個人的にはリリーフ向きかな?と思っていましたが
巨人はどう起用するのか注目してみたいと思います
その後も上位では大学・社会人の即戦力投手
下位では高校生投手を指名
支配下7人中6人が投手を指名と球団の意図がハッキリ分かるドラフトでした
広島東洋カープ
広島は支配下7人・育成4人の計11人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 |
大学生 | 2 | 2 | |||
社会人 | 2 | 2 | 4 | ||
独立リーグ | |||||
合計 | 6 | 1 | 1 | 3 | 11 |
隅田選手、山下選手と2回抽選を外してしまいましたが
同じ左の即戦力の黒原選手を指名
2位でも左の即戦力の森選手を指名するなど
左投手陣の立て直しをこのドラフトで補強しようという姿勢が見て取れます
さらに中位~下位で
3位:中村選手(トヨタ自動車)、6位:末包選手(大阪ガス)
と右打ちの社会人外野手を2人指名するなど
メジャー行きが噂されている鈴木 誠也選手の後継者もこのドラフトで
指名されたというイメージ
全体的にはバランスが良い指名でしたね
中日ドラゴンズ
中日は支配下7人・育成0人の計7人を指名
12球団唯一育成指名には参加されませんでした
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 1 | 1 | 2 | ||
大学生 | 3 | 3 | |||
社会人 | |||||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 1 | 1 | 1 | 3 | 6 |
1位のブライト 健太選手(上武大)に始まり、
2位で鵜飼選手(駒澤大)、6位で福元選手(大阪商大)と
同じ右打ちの大学生外野手を3人指名するなど
補強ポイントが明確に分かるドラフト
確かに投手陣が良いだけに打線が良くなれば上位も狙えますし
個人的にも野手中心のドラフトになると思っていましたが
大学生の外野手を3人指名は驚きました
投手も3位の石森選手(火の国サラマンダーズ)のみと
野手中心のドラフトとなりましたね
横浜DeNAベイスターズ
DeNAは支配下6人・育成3人の計9人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 2 | 1 | 1 | 4 | |
大学生 | 2 | 1 | 3 | ||
社会人 | |||||
独立リーグ | 2 | 2 | |||
合計 | 4 | 1 | 1 | 3 | 9 |
1位で小園 健太選手(市立和歌山)を阪神との競合の末
獲得出来たことがまず大きいです
DeNAというと、即戦力投手を指名するイメージがあったので驚きましたね
2012年にDeNAになってからはドラフト1位で
高校生投手を獲得したのは小園 健太選手が初めてですね(^^)
2位では大学生の中で1番評価が高かった
徳山選手(早稲田大)を指名するなど
2巡目のウェーバーが1番目に来るとう利点を生かし
高校生・大学生でそれぞれ1番評価していた投手を取ることが出来ました
育成では俊足の外野手を2名指名するなど
盗塁数リーグワーストを改善しようといった動きも見えましたね
全体的に各ポジションをまんべんなく
補強ポイントをしっかり埋めるバランスの良いドラフトというイメージです
オリックス・バファローズ
オリックスは支配下7人・育成3人の計10人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 1 | 1 | |||
大学生 | 1 | 2 | 1 | 1 | 5 |
社会人 | 2 | 2 | |||
独立リーグ | 1 | 1 | 2 | ||
合計 | 3 | 3 | 1 | 3 | 10 |
1位では椋木 蓮選手(東北福祉大)の単独指名に成功
リリーフタイプかな?と思っているので
オリックスがどう起用するのか注目ですね
支配下では高校生が5位の池田選手(大阪桐蔭)のみで
上位4人は大学生と即戦力を重視した指名となりました
ポジションを見てもまんべんなく指名されていてバランスが良いですね
千葉ロッテマリーンズ
ロッテは支配下5人・育成4人の計9人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 3 | 2 | 5 | ||
大学生 | 1 | 1 | |||
社会人 | 2 | 2 | |||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 5 | 2 | 2 | 9 |
1位では松川 虎生選手(市立和歌山)を単独指名
現在ロッテのキャッチャー陣は田村選手、柿沼選手、
中日から移籍した加藤選手が主に出場していますが
球団としては打てる捕手を育成したい
球団の意図が強く1位指名に現れていましたね
3位には廣畑 敦也選手(三菱自動車倉敷オーシャンズ)を指名
正直よくここまで残っていたと驚きましたが
ロッテにとっては良い指名になったと思います!
全体的には外野手の指名は無く、
上位では野手、中位~下位で投手と
全体的なバランスをとったドラフトとなりました
東北楽天ゴールデンイーグルス
楽天は支配下7人・育成3人の計10人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 2 | 4 | 6 | ||
大学生 | 1 | 1 | 2 | ||
社会人 | 1 | 1 | |||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 5 | 1 | 4 | 10 |
楽天は1位で吉野 創士選手(昌平)を単独指名に成功
現在楽天の外野陣は左打ちが多いことから
右打ちの吉野選手を指名したと思われます
- 3位:前田 銀治選手(三島南)
- 育成2位:柳澤 大空選手(日大藤沢)
- 育成3位:大河原 翔選手(東海大山形)
と右打ちの高校外野手を4人指名するなど
野手の補強ポイントが色濃く出ました
しかし4~7位で投手を指名し
全体のバランスを取ったドラフトとなりました
福岡ソフトバンクホークス
ソフトバンクは支配下5人・育成14人の計19人を指名
支配下指名は最小で育成指名は最多人数でした
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 7 | 2 | 2 | 11 | |
大学生 | 3 | 4 | 7 | ||
社会人 | 1 | 1 | |||
独立リーグ | |||||
合計 | 10 | 3 | 2 | 4 | 19 |
1位で風間選手(名桜)の単独指名に成功したのは大きかったです
競合があるかな?と見ていましたので驚きました
全体的にはやはり高校生が多く即戦力を求めての指名というよりかは
数年後に一軍に出てきて欲しい選手を指名している印象ですね
西武ライオンズ
西武は支配下6人・育成4人の計10人を指名
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 3 | 1 | 4 | ||
大学生 | 2 | 1 | 1 | 1 | 5 |
社会人 | |||||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 5 | 2 | 2 | 1 | 10 |
1位で4球団競合の末、隅田 知一郎選手(西日本工業大)を獲得に成功
2位でも左の即戦力投手である佐藤 隼輔選手(筑波大)を指名
2位で佐藤選手を指名できたことは大きいです
上位指名枠の1位・2位を左の大学生投手獲得に使うなど
左の先発陣がいないチーム事情に適したドラフト補強になったと思います
社会人選手の指名は無く、上位では大学生、中位~下位と育成で高校生中心に
指名するなどバランスをとったドラフトでした
北海道日本ハムファイターズ
日本ハムは支配下9人・育成4人の計13人を指名
支配下指名は最多人数でした
内訳は・・・
投手 | 内野手 | 捕手 | 外野手 | 合計 | |
高校生 | 5 | 2 | 1 | 8 | |
大学生 | 2 | 2 | |||
社会人 | 2 | 2 | |||
独立リーグ | 1 | 1 | |||
合計 | 7 | 4 | 1 | 1 | 13 |
1位の達 孝太選手(天理)の一本釣り指名から始まり
上位5人中4人が高校生の指名となりました
日本ハムといえばドラフトでは高校生を指名するイメージでしたが
ここ2年は大学・社会人出身の
選手を中心に指名するなど即戦力を重視していました
2021年は1位・2位ともに高校生と日本ハムらしいドラフトでしたね
2位の有薗 直輝選手はポジションがサードのため
現在サードを守る野村選手とポジションがかぶります
野村選手も現在21歳と若く年齢も近いため
有薗選手のポジションをどうするのかも注目してみたいと思います
まとめ
今年のドラフトは事前の指名公言が2球団のみ
(西武:隅田選手、ソフトバンク:風間選手)と少なかったため他球団の動向が読みにくかったです
単独指名も6人と多かったのも今年のドラフトの特徴でしたね
去年のドラフト2020に指名された選手達は、多の選手がルーキーシーズンから活躍し
新人王争いが混戦状態となっています今年のドラフト指名された選手達も同じように
1年目から活躍して欲しいですね(^^)